花咲くいろは12話を見終えて。恐らく前半部の総括

※糞うざい文体にご注意ください


世の中、Tiger & Bunnyとかあの花とか物凄い名作があるようだけど、あれだね、花咲くいろはは神作。
12話「じゃあな。」100回見たわ。見てないけど。ともかくそれくらい、まじぱねえわ。


とりあえず、
みんちうわあああああああああああああああああああ・゚・(つД`)・゚・




そして、


板前ガンガレ超ガンガレ!!!!
孝ちゃんドンマイ
御花ちゃんかわいすぎるよ緒花ちゃん


ってところ。ついでに、巴さん良キャラすぎて能登ストップ高、なこちいい子すぎて泣いた、BBA正体みせるのはええだろw、次郎丸さん輝き杉、若旦那糞すぎてワロタ(いい人なんだろうけど)、蓮さん脚本の都合上おもちゃになりすぎw、コンサルはてめえコンサル業馬鹿にしすぎだろ(氏)ってところ。眼鏡はどっちでもいい、結名はあとで書く。


いやぁ、1話見たときは苦難を乗り越えて輝いていく話になるかと思いきや、3話のドタバタ劇で??、ポル産扱いされて絶望、4話で忠誠心取り戻すものの、8話以降のまさかのマリー節発動で五角関係まで持ち込まれた時には、想定の範囲内とか強がれねえよ、孝ちゃん緒花ルート確定させろよ、まじマリー、ホビロンだと思ってたけど、


徹さんガンガレ超ガンガレ( ゚∀゚)彡!!!!


もういいや、孝ちゃん緒花ルートなんて、熟れた関係もいいとこ。つかそんな王道いいや。板前の恋の荒々しさ、不器用さ、欠落を埋める存在として緒花を求めている自己承認要求と結びついた幼くもあり、けれども、全くもって恋するには必要十分条件な感情、猪突猛進さには必要な恋の原動力。そんな徹さんが本当に愛おしい。


何あの真剣さ、何あの不器用さ。
あれが本当に人を好きになった人の状態だと俺は思うよ。いや、正確には好きになってしまって、それを自分で自分の反応として試して、確認している状態が12話か。抑えられないんだろうな板前は。もう歳の差がどうとか、設定がどうとか言っていた俺が恥ずかしい。


そして、その板前の真剣さが自分に向けられなかったみんちの切なさが本当に心に来る。みんちもまた真剣に不器用に徹さんを好きになってしまったのだからもう号泣もの。御花ちゃんもまた、この二人の思いにこたえられなきゃホビロンどころじゃない(振ってもいいと思うけど、ちゃんと向き合ってほしい)。


孝ちゃんとの関係は、ある意味仕方ないところ。どんなに両想いでも、あそこまですれ違っていてお互い成長し続けていたら、ああなるしかないと思う。こっから持ち直すのは不可能かな。ともあれ、緒花が徹さんを振って仕事一筋になるというのは分かるが、よりを戻すのは不自然な気がするね。徹さんは引き続きもっとガサツに自分の気持ちを緒花に伝えていってほしい。孝ちゃんはスマートすぎたつか、性格というより緒花といた時間が長すぎたんだろう。逆に板前のガサツさは初期だからともとれる。とはいえ、孝ちゃんは最後の最後で決定的な動きが出来なかった。無理やり緒花を引きずり出せなかった。御花も同様。これは本当に重要。


みんちは本当にかわいそうだけど、みんちの可愛さも引き立ってくるんだろうなぁ。御花がある程度打算的に見えてしまうほど、あり得ないほど純真。この展開に、なこちがどう対応するのかも楽しみ。御花が徹さんと付き合ったら面白いし、付き合わなくても緒花の感情としては説明がつくよね。なにこの展開。マリーまじですごいわ。まぁ、次は高校生じゃないもっと上の世代でやってほしいですけど。






さて、後半部についてだけど(一応、次回13話までが前半部で14話(水着回)からが後半部?)、後半はぼんぼり祭り、経営危機、恋愛消化が行われつつも、結名が目立ってくるのかなとすっかり戸松遥に対する忠誠心が戻った俺が言ってみる。


12話で確定したのは、緒花が外(東京)から来た人から、内(石川)の人になったってところ。みんち、なこちはずっと内の人なので、緒花と対照を描けるキャラが結名になるんじゃないかと予想している。実際、設定として、結名は内から外に出たがっている。つまり、外→内になった緒花と、内→外になろうとしている結名を描くことで、境遇は似ているけども違う旅立ちを高校卒業以降しようとする青春群像劇を描こうとしているのではないだろうか。御花も結局、外に出て行っちゃう場合、孝ちゃんENDは残ってる気もするが。となると、まだまだ分からないか。。。


ともあれ、マリー的恋愛展開をやってしまったことで、劇中に活気が出る分、作品がどんどんぼんやりしてきている気はする。働くこと、親子関係、高校生活、サブキャラの消化だけで2クール十分作れたはずの作品が、恋愛描写ですでに4話近く消化され、さらにそれが後半部も続くだろうから、作品の主題とは何なのかあいまいな作品となってしまう可能性は高いと思う。


それでも、男の純真さをこんなにちゃんと書いてくれたマリーは本当に素晴らしいと思う。徹さんは孝ちゃんよりはるかに不器用だと思うね。少なくとも緒花の前では不器用になってしまう。そんな彼を緒花は受け入れられるんだろうか。成長した緒花ちゃんなら自分の気持ちにも板前の気持ちにもみんちの気持ちにも向き合えるのかもしれない。そして、みんちの切なさが本当にやばい。けど、板前は四の五の言わず、突き進んでほしいね。
好きになってしまったなら仕方ないじゃないか。