2011年夏クールから約2年経って、深夜アニメ・若手声優業界・界隈が変わったこと

いい加減、一過性に終わったミューレのスキャンダルをトップにしているのもどうかと思うので更新。ブログの更新途絶えてから1年と9か月が経ちました。僕の飽き性は変わらないとして、深夜アニメ・若手声優業界・界隈はこの期間で何が変わったのか(と僕が勝手に思うか)の書きちらしです。


【深夜アニメについて】
基本、この1年9か月では何か大きな変化があったようには思えませんでした。
1年半で個人的に面白かったと思う作品(2011年秋以降。ギルクラ、working2期放映以降)は猫物語(黒)、ガールズパンツァー、ラブライブTari Tari氷菓、ソード・アート・オンライン、みなみけただいま、はたらく魔王様、彗星のガルガンティア進撃の巨人、レールガン2期ってなところですが、


ぶった切れば、猫黒、レールガンは続編、ガルパンは咲とスト魔女で見た、TTは相変わらずのご当地+PA氷菓は面白いけど京アニ、ただいまは1期だった、魔王様は細田直人応援補正、ガルガンティアは未来少年虚淵ってなところ。ラブライブアイマスとAKBってだけでは切れない新しさがあったと思いますが、ヤマカンの新作Wake Up, Girls!が二番煎じというより食傷気味のコンテンツに見えるあたり、やはり主には2000年後半のアイドル商法をアニメメインで行ったことが新しく感じる理由かと思われます(初期ラブライバーには怒られそうですが)。SAOはA-1にもようやく売上的な意味で代表的な作品が!ってなところですが、後半だれましたし、進撃の巨人は大人気原作あってこそという感想を抱きます(デスノートと違う所はアニメの制作進行にも注目がいっているところでしょうか)。


わずかに2013年春クールの「惡の華」がロトスコープを用いて新風をもたらしたかと思いますが、あまり爪痕を残さずに終わりそうです。ということで、ガンダムUCが相変わらず面白いように、全体として見ても1年半たっても深夜アニメは相変わらずであったように思います。オリジナルアニメは増えましたが、相変わらず、多くの作品で主人公達は中高校生で、部活系か学園sfか日常系が好まれ、女性キャラクターはでかい目の巨乳かロリ体系でした。


深夜アニメの映画化の流れはさらに加速したように思えます(データはありませんが)。映画化がドル箱であるという認識がはっきりなされたのは2010年ごろだと思いますが、ドル箱であり続けたまま映画化が続いているかと思います(一方でこの1年9か月で生み出された作品の映画化はあまり聞きませんが)




【若手声優業界について】
男性声優についてはよく分からないので梶君抜けたねくらいしか感想がわきませんが、女性声優については2011年夏の若手がちょい古く見えるように、新しい世代が加わった感じです。
これを以て新陳代謝が激しくなったかと言えるかというと微妙で、涼宮ハルヒの憂鬱(2006年春)で新しく出てきた平野綾(これまた語弊がありますが)が、らき☆すた(2007年春)では若干年上感が出、けいおん!(2009年春)では過去の人感出てしまったのをみると1年半もすれば勢力図は簡単に塗り替わるのだろうと思います。誰が沈み、誰が出てきたか書くのはともかくとして、悠木碧早見沙織辺りが21歳にして深夜アニメ界で貫録すら出ているのはすごいなの一言。以前は大学を出て2,3年の24,25歳がトップ若手女性声優の旬という感じでしたが、今は大学在学中の20前後くらいが旬みたいな時代になった気がします(沢城みゆき世代、坂本真綾はどうなのだと反論許すと思いますが)。養成所ビジネスとの兼ね合いもあるかと思うので、若年化傾向が今後とも続くかは微妙かと思いますが、花澤香菜さんに落ち着いちゃった感出てるのはもうなんというか。


大きく変わった所と言えば、オリコンTOP10内に声優・キャラソンがいることが常態化した事でしょうか。かんなぎ(2008年秋)OPである戸松遥motto☆派手にね!オリコン10位をとりTOP10に食い込んだことが珍しがられた時代は今や昔という感じです。反論許してばっかりで申し訳なく、この指摘も林原めぐみTWO-MIX堀江由衣椎名へきる勢から殺されかねない気もしますが、売上はともかく声優関連CDはTOP10内に入りにくいという認識があった時代は過ぎたのかと思います。




ということで、個人的に2011年秋から2013年夏の深夜アニメ・若手声優業界・界隈を振り返ると、
深夜アニメの中身みたいなものはあまり変わらず、担い手の一部である若手声優に関しては男性声優では一部の変化が、女性声優では新世代が台頭してきたというような感想を抱きます。


作画についてはよく分からないので、ワゴンの神様ってなんで更新ストップしたの?ぐらいに留めておきます。エヴァQについては触れなければいけないと思うので触れておくと、俺たちの庵野秀明が戻ってきた!(いい意味でも悪い意味でも)てなところです。後、吉野弘幸脚本のアニメは期待しない。