ストライクウィッチーズの魅力を図を用いて説明してみる

2期7話を消化した現時点、会心の出来を連発するストライクウィッチーズについてその魅力を図を用いてまとめてみた。


ストライクウィッチーズの魅力の構成要素は、主に4つあると思う。各項目の詳細を語りたいけれども、多くの人が論じているのでさらっと紹介する。


ストライクウィッチーズの4つの魅力
1. キャラクター
…画の魅力と、個性の魅力。11人のキャラクターそれぞれに特徴があり、人気が分散しているのは凄まじい。これを僅か1クールでやり遂げたのだからなおさら。


2. 世界観
第二次世界大戦の戦況を元にした世界描写は物語に芯を与えている。世界観が安定(大まかな展開の予測可能性が高い)していることで他の魅力に目が向けやすい効果も。


3. アニメーション
…戦闘シーンもさることながら、日常シーンの細かい動きまで創意工夫と丁寧さがある。立派な作画アニメでもあり、スタッフの愛が感じられる。


4. ズボン
…1、2、3の魅力をすべてぶち壊しにするようなぎりぎりさがある反面、この作品に魂を与えている。




では、この4つの魅力を図で書き表すとどのようになるのだろうか?
図1で、ストライクウィッチーズ、4つの魅力の基本形を示そう。


[図1]



図1で示されたように、このアニメにおけるズボンの気になり加減は異常である。
これは、ある観察者とその視角の範囲を与えると更にはっきりする。[図2]


[図2]



図2では、観察者は、アニメーション、世界観の魅力にどっぷりはまりながら、キャラと、どうしても目に映ってしまうズボンの魅力にも目を向けている。観察者は、基本形の外郭にいる限りどのような位置にいても、ズボンが気になるのだ(視線と対象を3次元化してもほぼ同じである)。
図3は、もはや、このような見方も可能であることを示す。


[図3]



図3の観察者は、11種類のズボンを見分けるのは初級レベルであるといわんばかりである。しかし、ストライクウィッチーズの魅力はズボンではないという人も多いと思う。
そこで、図4のような位置取りが考えられるだろう。


[図4]



図4のような位置取りである場合、観察者は安心して、股間督が〜、島田フミカネが〜、佐伯さんが〜、AICましてGONZOわと語ることが可能となる。
だが、図5は、観察者Bとその視角とをさらに与えることで、このような観察者(=観察者A)が実際にはどのような位置にいるのかを示してくれる。


[図5]



図5で示されたように、観察者Bにおいては、観察者Aはパンツを被って(背景に)なにやら真剣に評論を行っている人物に過ぎない。しかし、観察者Aが被っているのはパンツだろうか?いや、パンツではない。パンツじゃないから恥ずかしくなく、ある観察者は真剣にストライクウィッチーズの4つの魅力に熱中できるのである。


こうして、図でストライクウィッチーズの魅力を確認してみると、改めてこの作品が奇跡の作品であることが分かったと思う。2期ももう折り返し地点を過ぎ、今後ますます目が離せなくなるストライクウィッチーズ2。毎週楽しみでなりません。




ということで、初日記でした。もし、この記事を見てくださった方がいたらありがとうございました。既にやり終えた感があるので、今後の更新は気ままに。